料理前には必ず手洗いを。細菌は手にあり! | 料理初心者 | 初めての料理

料理前には必ず手洗いを。細菌は手にあり!

これから料理を始めていく上で、最初に気をつけてほしいことが衛生面です。

どんなにおいしい料理を作っても、その料理でお腹を壊していては元も子もありません。

料理初心者の方がついつい飛ばしてしまう工程でもありますので気をつけて下さい。

 

手は思っている以上に汚いです

手は自身の皮膚を含めてあらゆるものに触れる機会が多いため、細菌により常に汚染されています。

料理で特に注意したいのは、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌です。

黄色ブドウ球菌は人間の喉や鼻の中、動物の皮膚、ほこり中など身近なところに存在し、食品中で増殖するときの毒素は耐熱性を持ち、加熱しても残ります。

この黄色ブドウ球菌による食中毒の発生原因として、穀類が最も多く、おにぎりが4割も占めています。

このことから、手を洗うだけでなく、特におにぎりについては、ラップで覆って作るようにするのが良いでしょう。

 

手を洗うタイミング

調理前に限らず以下の時は手を洗うように気をつけましょう。

・調理前

・肉類、魚類、野菜類のように、調理食材が変わる時

・身体各部に触れた時

・トイレの後

・汚れたものに触れた時

 

手の洗い方

手洗いには洗浄と殺菌が必要です。

殺菌剤入りの洗浄剤を使用すれば、洗浄と殺菌を一度に行うことができます。

手洗いの手順はこちらを参照下さい。

正しい手洗いの方法を身につけて、食中毒を予防しましょう。

 

  • 関連記事

    清潔維持!漂白・除菌にハイターを。

    ハイター除菌は週1回程度の間隔で行うようにしましょう。 ハイターの主な目的は、まな板の漂白や、排水口ゴミ受け、スポンジなどの除菌をすることにあります。 普段、蓄積されている汚れや細菌を定期的に取り除きましょう。 &nbs… もっと読む »

    ブロッコリーの保存

    便秘解消の食べ物にブロッコリーを摂ろう!すぐに使える保存の仕方

    ブロッコリーは豊富なビタミンを含んでいる栄養満点の緑黄色野菜です。 期待される効果として、抗酸化作用によるがん予防効果や便秘解消が有名ですよね。 特に便秘解消!我が家でも積極的に取り組んでいます。女性に多い便秘、毎日コツ… もっと読む »

    買ってきた卵の正しい保存方法。

    先日、妻にダメ!と注意されたのが卵の保存方法でした。家庭用冷蔵庫にはプラスチック製の卵ケースが標準で付いていると思います。もちろん、我が家にもこれが付いているのですが、そこに卵を置くときに注意しなければならないというので… もっと読む »

    野菜の保存方法。冷蔵庫に入れる?入れない?

    買ってきた野菜を何でも冷蔵庫へ入れてしまってはいないでしょうか。 野菜や果物は、種類によって最適な温度が異なります。 中には、冷やしすぎることで傷んでしまう、低温障害が起きてしまうものもあります。 常温で保存できるもの、… もっと読む »

    なぜ塩や砂糖に漬けると長持ちするのか。

    現代では、それこそ冷凍技術の進歩によって長期保存が可能になりました。 冷凍技術が進歩する前までは、どのように食材・食品を長期に渡って保存していたのでしょうか。 それは、塩や砂糖に漬けることによって実現していました。 なぜ… もっと読む »

    小麦粉と片栗粉の違い

    唐揚げを作るとき、皆さんは何を塗しているでしょうか。 鶏肉に小麦粉を塗すでしょうか。それとも、片栗粉を塗すでしょうか。あるいは、小麦粉と片栗粉を混ぜて塗したりしているのでしょうか。 小麦粉と片栗粉との違い、それぞれの特徴… もっと読む »

    とろみをきれいにつけるコツ

    料理でとろみをつける時に、きれいにとろみがでなかったことはないでしょうか。 思ったよりもとろみがでないと思い、片栗粉など追加したら今度はドロドロになってしまった、あるいはダマになってしまったなど、経験はないでしょうか。 … もっと読む »

    赤玉派?白玉派?鶏卵の種類と栄養価の違い。

    店頭に並ぶ鶏のたまごを選ぶ時、皆さんはどのような卵を選んで買っているでしょうか。 卵には殻の色が違うものだけでなく、有精卵・無精卵といった区別をされているものもあります。 それぞれのたまごにどのような特徴があり、なぜ値段… もっと読む »

    ご飯の冷凍と保温はどちらがおいしいか。

    家庭でご飯を炊いて残ってしまった場合、どのように対処しているでしょうか。 私の家では、毎朝2合炊き上がるようにタイマーで設定されているのですが、朝だけでは食べきれずに少し残ります。 この場合、当日中に食べきってしまえるな… もっと読む »

    たまごは1日1個まで説の真偽

    昔からたまごは1日に1個までと言い聞かされて来なかったでしょうか。 これは、たまごに含有している成分を過剰に摂取してはいけないなど、何かしらの理由があるということでしょうか。 また、現代においても、1日1個説は変わらない… もっと読む »