ここでは食材を保存するにあたって基本的な保存の仕方と注意事項を確認していきたいと思います。
食材ごとの保存方法
肉類
肉類は鮮度が著しく低下するため、買ってきた当日中に食べるようにします。
当日中に食べる場合は冷蔵保存します。
翌日以降食べる場合は冷凍保存します。
冷凍保存するときは、購入時のパックのまま保存するのではなく、一人前ずつサランラップへ包みます。
そうすることで、解凍時に必要な分だけ解凍できます。
魚類
魚類も、肉類同様に鮮度が著しく低下するため、買ってきた当日中に食べるようにします。
(特に刺身は当日中に食べましょう)
当日中に食べる場合は冷蔵保存します。
翌日以降食べる場合は冷凍保存します。
冷凍保存するときは、これも肉類同様に、一人前ずつサランラップへ包みます。(焼き魚用の切り身など)
ラップへ包む前に、キッチンペーパーなどで水分を取ってから包みます。
貝類は傷みやすいので特に注意しましょう。殻付きのものはそのまま冷凍します。
海老は頭と背わたを、イカはわたと皮を取り、ぬめりを取ってから冷蔵・あるいは冷凍保存します。
野菜類
野菜は種類によって適正温度が異なるため、保存方法が異なります。
詳しくは「野菜の保存方法。冷蔵庫に入れる?入れない?」を参照下さい。
スープ類
熱い場合は粗熱をとってから(冷ましてから)保存します。
1~2日の保存ならば、冷蔵保存します。
鍋に蓋をして冷蔵保存あるいは、他の器へ小分けし、ラップをして冷蔵保存します。
冷凍保存する場合は、ジップロックなど専用の保存バッグへ入れて保存します。
米・パン類
熱い場合は粗熱をとってから保存します。
1日程度の保存ならば冷蔵保存します。
米は器などにラップをして冷蔵保存、パンはラップで包み冷蔵保存します。
冷凍保存する場合は、どちらも一人前ずつラップで包んで保存します。
保存の注意事項
- 熱い物は粗熱をとってから冷蔵あるいは冷凍するようにしましょう。
熱いまま入れると冷蔵庫内の温度が上がり、他食品への悪影響となります。
- 冷凍保存する場合は、一人前ずつラップで包み保存しましょう。
まとめて保存すると必要ない分まで解凍処理しなければいけません。
- 再冷凍は止めましょう。一度解凍したものは、品質低下や食中毒の原因となる可能性があります。