これから料理を始めていく上で、最初に気をつけてほしいことが衛生面です。
どんなにおいしい料理を作っても、その料理でお腹を壊していては元も子もありません。
料理初心者の方がついつい飛ばしてしまう工程でもありますので気をつけて下さい。
手は思っている以上に汚いです
手は自身の皮膚を含めてあらゆるものに触れる機会が多いため、細菌により常に汚染されています。
料理で特に注意したいのは、食中毒の原因となる黄色ブドウ球菌です。
黄色ブドウ球菌は人間の喉や鼻の中、動物の皮膚、ほこり中など身近なところに存在し、食品中で増殖するときの毒素は耐熱性を持ち、加熱しても残ります。
この黄色ブドウ球菌による食中毒の発生原因として、穀類が最も多く、おにぎりが4割も占めています。
このことから、手を洗うだけでなく、特におにぎりについては、ラップで覆って作るようにするのが良いでしょう。
手を洗うタイミング
調理前に限らず以下の時は手を洗うように気をつけましょう。
・調理前
・肉類、魚類、野菜類のように、調理食材が変わる時
・身体各部に触れた時
・トイレの後
・汚れたものに触れた時
手の洗い方
手洗いには洗浄と殺菌が必要です。
殺菌剤入りの洗浄剤を使用すれば、洗浄と殺菌を一度に行うことができます。
手洗いの手順はこちらを参照下さい。
正しい手洗いの方法を身につけて、食中毒を予防しましょう。