干し椎茸を使った煮物料理の作り方です。
干し椎茸を冷水に10~24時間ほど漬けておくと、旨み成分のグアニル酸が水に溶け出し、干し椎茸を戻すだけでなく、出し汁としても使用できて大変便利です。
また、水戻しの前に2時間程度太陽光に当てるとビタミンD2が10倍になるそうです。
今回は、これにタケノコと人参を加えて、煮物料理を作りました。
その他の野菜は、色合いを考えてスナップエンドウなどお好きなものを入れてみて下さい。
野菜の量はお好きな量で構いません。
出し汁は、旨み成分を含んだしいたけの戻し汁を使用しています。
干し椎茸と人参の煮物の作り方(2~3人前)
材料
・干し椎茸 適量
・人参 1本
・タケノコ(アク抜き済み) 適量
・出し汁(干し椎茸の戻し汁) 200ml
・本だし 小さじ1
・しょうゆ 大さじ2
・みりん 大さじ2
・砂糖 大さじ1
人参を乱切りします。
タケノコを1口大に切ります。
しいたけの石づきを切り落とします。
鍋に出し汁と本だしを入れて、中火で沸騰させます。
切った食材を入れて、およそ浸かる程度にします。
出し汁を加えて水分量を調整しましょう。
砂糖、醤油、みりんの順に加えて、味見をします。
味は食べる時辛くなるので、少し薄い程度で良いです。
蓋をして弱火でコトコトと20分ほど煮込み完成です。
料理のコツ・ポイント
- 野菜の量は適量ですが、入れる量に合わせて出し汁の量を調節して下さい。野菜が浸かる程度の量が良いです。また、調味料の量を調節する必要があります。最初は少なめに、徐々に増やしましょう。
- 調味料を入れる順番は「煮物料理の基本!料理のさしすせそ。」の通りにしましょう。
- 煮物料理は時間とともに野菜に味が浸み込みますので、翌日のほうがおいしく召し上がれます。
豚肉やたまねぎを入れても美味しいです。