日本の冬の定番家庭料理といえば、おでんですね!
でも、おでんの食べ頃は大抵次の日だったりしませんか??翌日のほうが味が浸み込んでいておいしいですよね・・・。
かといって、次の日の料理を作るのも難しい。なんとかして今日おでんが食べたい。
そんな悩みを解決しようと思います!大した手間じゃないので是非試してみてくださいね。一番のポイントだけ先に書いておきます。
味が浸み込むのは冷める時、だから・・・。
味を浸み込ませたいものは先に加熱しておきます。そうすることで固いものを柔かくもできるので、時間短縮になります。そして、冷める時に味が浸み込むという原理を利用して短時間で味を整えることができます。
ここでは大根、こんにゃくを先に加熱しておくことで短時間で味を浸み込ませていますが、原理が分かれば他に応用はいくらでも効きますね!
それでは作り方をどうぞ。
おでんの作り方(2~4人前)
材料
- 大根 2分の1本~
- こんにゃく 1ケ~
- たまご 4ケ~
- もち巾着 4ケ~
- ちくわ 4ケ~
- 牛すじ 4本~
<スープ>
- 本だし 大さじ1
- 水 1000ml
- しょうゆ 大さじ2
- 砂糖 大さじ1
- 酒 大さじ1
- 塩 小さじ1
スープを作ります。<スープ>の材料をすべて入れて沸騰させます。
沸騰したら弱火にして牛すじを入れて煮込んでおきます。
別の鍋でお湯を沸かして、卵を温めます。
卵を温めるときには、割れないようにお玉などでそっと入れましょう。
たまごは沸騰しているお湯に入れてから10分でゆで卵になります。
ざるにあげて、上からさっと冷水をかけて冷やしたら手際よく殻を剥いていきます。
少し熱いくらいが剥け易いと思います。
剥き終ったら、牛すじの入った大なべの火をとめて、たまごを浸して置きましょう。
再び鍋でお湯を沸かし、沸騰したらこんにゃくを温めましょう。
5分ほどしっかり加熱します。(こんにゃくの臭みもとれます)
充分加熱したら、1口大の大きさに切り、こんにゃくが熱い状態のままこれを大なべに入れます。
※大なべは火がついていません。
続いて大根の皮を向いて、1口大に切ります。
結構厚みがあるので、レンジで加熱すると良いです。
シリコンスチーマーが便利です。なければお皿にラップでも良いです。少し水を入れてレンジで600W10分程度です。火傷しないように気をつけて下さい。
箸が刺さるのを目安にやわらかさを確認しましょう。
大根の加熱が終わったら、今までと同様に大なべに入れます。あとはこのまま放っておきましょう。
食べる1時間ほど前から弱火~中火でグツグツ煮込みはじめて下さい。
冬の定番料理おでんを時短で試しに作ってみて下さいね。