ここでは今から料理を始めようと考えている料理初心者の方が必ず用意すべき調味料を紹介しています。
いざ料理をしようとする時に、調味料が手元にないことが原因で、料理をする機会を失ってしまうのはとてももったいないことだと思います。
汎用性が高く、賞味期限が長いものばかりですので、是非事前に準備して置いてください。
簡単ではありますが、参考までに使用用途や選ぶ基準なども添えておきました。
油
油3種を使い分けます。
・サラダ油
様々な料理で使用する基本となる油です。
食材を焼いて火を通す時は、ほとんど使用します。
・オリーブオイル
特に、イタリア料理(例えば、パスタやマリネなど)では、サラダ油ではなく、オリーブオイルを利用することが多いです。
・ごま油
特に、中華料理(例えば、麻婆豆腐やチンゲン菜炒めなど)では、サラダ油ではなく、ごま油を利用することが多いです。
液体調味料
・酒(料理酒)
料理酒は肉や魚などの臭みを消すのに使用したり、旨みを引き立たせるのに使用するため、ほとんどに肉・魚料理に利用することになります。
・味噌
味噌は赤味噌、白味噌、合わせ味噌と大きく分けられ、さらにそれぞれの種類の中にも多くの種類が存在します。味の濃さは赤>合わせ>白となっており赤が最も濃いです。
・みりん
みりんは食材に味が浸透するのを助けたり、素材の煮崩れを防ぎます。煮物料理などに多く使われたり、てりやきの照りを出すのに使われたりします。またアルコールを含むため肉や魚の臭みを取る効果もあります。
みりんは料理の味を変えてしまうので、直接飲めるほどおいしいみりんを選ぶのがお薦めです。
・醤油
醤油は日本料理の基本的な調味料です。
種類は、たまり・濃い口・薄口・減塩醤油など色々ありますが、まずは標準的なものを試すことをおすすめします。そこから少しずつ自分好みに調節していきます。
・砂糖
砂糖は甘味料です。種類は、上白糖(白色)、グラニュ糖(白色)、白双糖(白色)、三温糖(黄褐色)、中双糖(黄褐色)などありますが、白糖などに比べて、強い甘さとコクがでる三温糖をおすすめします。どのような料理でも利用できますが、特に煮物料理には最適です。
・塩
塩は塩味を漬けたり、保存などを目的に利用します。
粗塩と普通のサラサラの塩が両方あると良いのですが、最初は普通のものだけでも良いと思います。
・黒胡椒(ブラックペッパー)
胡椒は果実を原料とする香辛料です。
風味付けとして、唐揚げやステーキ、ローストビーフなど肉料理に多用します。
調理用粉
・片栗粉
片栗粉は揚げ物の衣を付けたり、料理にとろみをもたせるために使用します。
揚げ物では唐揚げやコロッケ、中華料理では麻婆豆腐や餡かけ焼きそばなどに使用します。
・小麦粉
小麦粉は、強力粉・中力粉・薄力粉と種類があり、左から順にたんぱく質の含有量が多い順になります。
パンや揚げ物を作る時に使用します。パンには強力粉を揚げ物には薄力粉があれば良いです。
・パン粉
パン粉はとんかつやフライ料理を作るのに使用します。
その他主に使用する調味料
・本ダシ
本だしは、お味噌汁などを作る時に使う出汁として利用します。
・甜麺醤
甜麺醤は中華料理で頻繁に使用する調味料の1つです。
甘い味噌でできており、中華料理を代表する麻婆豆腐やホイコーローなどに利用します。
・豆板醤
豆板醤は中華料理で頻繁に使用する調味料の1つです。
ソラマメ・唐辛子を原料にする発酵調味料で、麻婆豆腐やホイコーローなどに利用します。
・マヨネーズ
マヨネーズは食用油・酢・卵を材料としたドレッシングです。
サラダなどに使用します。
・ケチャップ
ケチャップは完熟トマトを原料にした調味料です。
フライドポテトやオムレツなどに使用します。
・ドレッシング他
サラダ用にお好みの和風、洋風ドレッシングをいくつか用意していると便利です。